「やけど」を防ぐには?
- 子供さんの手の届く所に、お茶や、コーヒー、味噌汁、カップめんを置かないようにしましょう。テーブルクロスをひっぱることもあるので注意!
- アイロンは子供さんが寝てしまってから使いましょう。高い所にのせておいてもコードをひっぱることがあるので注意!
- ポットは、たとえロックしてあっても子供さんの手の届く所に置かないようにしましょう。
- ストーブは、必ず囲いをして、子供さんが触れることのないようにしましょう。たとえ、ファンヒーターであっても、噴出し口に近づいてやけどすることがあります。
- 炊飯器の蒸気の噴出し口に注意!赤ちゃんが手をのせることがあります。
治療は?
- 水道水(流水)で30分冷やします。
- 水ぶくれができている時は、ガーゼや清潔なハンカチで包んで、水ぶくれが破れないように冷やして下さい。
- 幼児の場合は、他の場所にもやけどをしていないか確かめます。
- 小さなやけどでも、化膿するとすぐに深いやけどに移行しますので、早めに受診なさってください。
- 民間薬は塗らないようにしてください。
- 体表面積の10%以上(腕1本以上)のやけどはショックを起こすことがありますので、大きな病院を受診してください。
やけどの「あと」は?
やけどは、深さによって、Ⅰ度・Ⅱ度・Ⅲ度に分類されます。
Ⅰ度 | 紅斑のみの症状で、「あと」は残りません。 |
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Ⅱ度 | 水疱・びらんの症状で、浅いと「あと」は残りませんが、深いと残ります。 |
Ⅲ度 | 白色・黒褐色・硬く乾燥した傷で「あと」が残ります。 |
「あと」が残りそうな時残った時は目立たなくする治療を行います。
ポイント
予防が第一!!
やけど部位は清潔にしておくこと。