施術について

しみ

年代別お肌の悩みランキング

25~29歳:3位しみ、30~34歳:2位しみ、35~44歳:1位しみ

しみの種類

若い人の「肌悩み」がにきびであるのに対して、中年以降の「肌悩み」はしみ、しわです。そこでしみに焦点を当ててみましょう。一口に「しみ」といいましても、さまざまな種類があります。

日光性色素斑

一番多く見られるしみが、日光性色素斑(老人性色素斑)で、
大小の境界のはっきりした茶色いしみが1個~数個、頬やこめかみに出てきます。

肝斑

中年以降、主に両頬にみられる淡い茶色いしみです。
ホルモンに関係があるのではないかといわれています。

炎症後色素沈着

湿疹やかぶれ、にきび、擦り傷ややけどなどのあとにできる色素沈着です。

雀卵斑

雀斑斑(そばかす)は幼少時から出現する小さな薄い茶色いしみで、両頬に多数みられます。赤毛のアンとか、長くつしたのピッピを思い出していただくとわかると思います。

後天性真皮メラノサイトーシス

大人になってから生じるあざで、目じりの下からほほにかけて茶色から灰色っぽい色素沈着がみられ肝斑との区別が難しいことがあります。

しみの治療

しみの種類によって治療の方法が異なります。


日光性色素斑の方でも部分的なしみ用レーザー治療の前に部分及び全体の美白治療を行って、日光性色素斑を少しでも薄くしてからしみ用レーザー治療を受けるのもよい方法です。そして、しみ用レーザー治療後のケアも大切です。
なお、日光性色素斑のしみと肝斑のしみの両方が重なっている方の場合は、まずはお顔全体の美白をおすすめいたします。

全てのしみに共通する「ホームケア」

紫外線予防
光老化でしみ、しわが増えますので紫外線には要注意です。
上手な日焼け止めの使い方
  1. 紫外線の強い4月(3月)~9月(10月)、午前10時~午後2時は特に注意しましょう。
  2. 汗をかいたり、水に入ったりする場合は耐水性のあるサンスクリーン剤を使用しましょう。
  3. 塗り忘れがないようにたっぷり塗りましょう(うなじ、胸元、手の甲など)
  4. 水に入ったり、汗をかいたり、タオルでぬぐったりした場合はつけなおしましょう。
  5. 通常でも2~3時間おきに塗りなおしましょう。
  6. 紫外線クリーム・ファンデーション・パウダーと2重3重につける方がよいでしょう。
  7. UVAとUVB両方をカットするクリームを使用しましょう。
  8. 洗濯物干し・幼稚園の送迎・戸外での遊びの時にも注意しましょう。
  9. 鹿児島は紫外線が強いので、冬でもサンスクリーン剤を使用する方がよいでしょう。
  10. 普段の生活用(SPF20〜30)と、試合の応援や山登りの時などに使用する(SPF50)2種類のサンスクリーン剤を持っておくと便利です。
美白化粧品
お顔全体にVC誘導体やトラネキサム酸等の美白剤の配合された基礎化粧品を用いるとよいでしょう。
しみの部分には高濃度のVC誘導体化粧品を用いたり、しみの種類によってはハイドロキノン、レチノイン酸等を用いる場合もあります。
肝斑の方にはトラネキサム酸配合の化粧品がよいでしょう。
洗顔剤
軽いピーリング作用のある洗顔料をおすすめします。
家庭用のイオン導入機
家庭用のイオン導入機でVC誘導体を皮膚に浸透させるとよいでしょう。

参考

あざ(生まれつきのもの)の治療法

青あざ
太田母斑、後天性真皮メラノサイトーシス
レーザーが有効ですので、青あざ用のレーザーを備えている皮膚科・形成外科へお問い合わせ下さい。
赤あざ
単純性血管腫
レーザーが有効な場合がありますので赤あざ用のレーザーを備えている皮膚科・形成外科へお問い合わせ下さい。
茶色いあざ
扁平母斑
レーザーが有効な場合とそうでない場合がありますので、茶色いあざ用のレーザーを備えている皮膚科・形成外科へお問い合わせ下さい。
黒いあざ
色素性母斑
手術や炭酸ガスレーザーを用いる場合、時に他のレーザーを用いる場合があります。皮膚科・形成外科へお問い合わせ下さい。

あざの治療前、治療中、治療後に役立つメディカルメイクをお試しになってみてはいかがでしょう?

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