知っておきたいお肌の情報
かぶれと敏感肌
こんな症状が出たら
- 1.新しい化粧品を使用して、顔の皮膚が赤くなる、ひりひりする、かさつく…などの症状が出たら
- 化粧品によるかぶれを疑いましょう。 かぶれ(接触性皮膚炎)には、一次刺激性、アレルギー性の他に、日光に当たると症状の出る場合があります。また化粧品による皮膚障害としては、かぶれの他ににきびの悪化、色素沈着、一過性のちくちく感があります。
- 2.かぶれを繰り返す
- 原因を探ることが大切です。 当分は、ワセリンでお顔を保護し、本来のお肌にもどるまで用心が必要です。
こんな症状が「敏感肌」です
海外では約40%、本邦でも40%以上の方が敏感肌と感じています。
それではいったい「敏感肌」とはどのような状態をいうのでしょうか。
- 1.化粧品等によって、かぶれや・ぴりぴり感・つっぱり感・ひりひり感を起こしやすい
- 2.光線過敏症を起こしやすい
- 3.乾燥性皮膚(アトピー性皮膚炎を含む)
- 4.接触性皮膚炎や湿疹の治療後の刺激閾値が低下している
敏感肌の原因や定義は、化粧品ユーザーと医師の間では認識の違うことがあります。
「かさつき」を感じた時に、乾燥だけが原因なのか乾燥以外にも原因がないのか探ってみる必要があります。
かぶれ・敏感肌予防チェック
- 1.洗顔剤はあっていますか?
- 2.洗いすぎではないでしょうか?
- 3.エアコンの中にいる時間の長い方は、保湿は充分でしょうか?
- 4.かさつきが、かぶれの症状として出ていませんか?
敏感肌の方は、新しい化粧品を使用する際、一度に2種類以上の新しい化粧品を使わないで、1種類ずつ新しい化粧品を試していきましょう。