インフルエンザ
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インフルエンザとは
インフルエンザには大きく分けるとA型、B型、C型のタイプがあり、主にA型香港型、A型ソ連型、B型などが流行します。感染力が強く家族や保育園や学校他での集団内感染が特徴です。

 
流行の時期 毎冬12月〜4月(特に1〜2月)に流行します。
潜伏期間 1〜3日
感染力のある時期 発症の24時間前から発症7日後まで
出席停止 熱が下がって、平熱が48時間以上続くまで欠席しましょう。
 
症状
突然に悪寒を伴う38.5℃を超える高熱で発症します。かぜの症状(鼻みず, せき,のどの痛み)、全身倦怠感,関節痛、筋肉痛や、嘔吐や下痢などのおなかの症状を伴うことがあります。
高熱は3〜5日続き、3、4日目から咳、鼻みずが強くなり、通常約1週間で軽快します。
 
インフルエンザ迅速診断
のどを綿棒でこすった液や鼻汁で検査しますが、15分〜30分で結果が出ます。
陽性の時はインフルエンザに間違いありませんが、発熱から早期(特に6時間以内)はインフルエンザでも陽性にならない場合もあります。その時の流行状況や症状を見て、医師がインフルエンザの診断をして、インフルエンザ治療薬を処方する場合があります。
 
治療
最近はインフルエンザウイルスそのものに対する薬(抗ウイルス剤)もよく使われるようになりました。他に症状をやわらげる薬や、場合によっては抗生剤も使います。高熱のためにぐったりして、水分をとれない時やとてもきつそうな時は解熱剤を使ってもかまいませんが、子どもには安全な解熱剤(成分表にアセトアミノフェンと書いてあるもの、つまりアンヒバ アルピニー カロナール アニルーメ コカール アスペインアセトアミノフェン アフロギス ナパ ピリナジン ピレチノールなど)だけを使用し、続けて使う場合5・6時間以上は間隔を空け、使いすぎないようにしましょう。
 
抗ウイルス剤
1.シンメトレル(経口剤)
(1) A型インフルエンザのみに有効。
(2) 投与患者の約30%に耐性ウイルスが出現。
(3) 副作用---吐き気などの消化器症状,ふらつき、不眠ほかの神経症状
2.リレンザ(吸入剤)
(1) A型・B型インフルエンザ両方に有効
(2) 耐性ウイルスの出現はシンメトレルの数十分の一の頻度
(3) 副作用---喘息のある人では本剤吸入で喘息発作が誘発されることがあります
3.タミフル(経口剤)
(1) A型・B型いずれにも有効
(2) 耐性ウイルスの出現はシンメトレルの数十分の一の頻度
(3) 0歳児に対する安全性は確立されていません(特に新生児)。
ただしインフルエンザによる危険性が上回ると判断され、保護者への説明・合意の下でなら使用してもよいと厚生労働省から通達されています。
小児・未成年者がインフルエンザにかかったときの注意
インフルエンザにかかった時は、タミフルをのんでいる、のんでいないにかかわらず、異常行動が発現するおそれはありますので、少なくとも最初の2日間はお子さんを一人にしないよう注意してください。
特に一人ですばやく行動ができる10才以上は、外に飛び出さないように、身の回りに危険なものを置かないように注意が必要です。
タミフルは10才以上への処方は、厚生労働省による安全性が確認されるまでは、特別な理由がなければ処方しないことになりました。
タミフルを服用していて、解熱後も異常行動があるときは、タミフルは中止して下さい。
 
家庭での看護
家庭では、安静をしっかりとることが大切です。寒くなく、暑すぎないような保温調節が必要です。
食事は、食欲はなくても当たり前のつもりで、子どもの好きなもので消化の良いものを与え、水分を充分にとれるように心がけて下さい。入浴は、高熱が続く間は控えて、体が汗ばんできたら、お湯をしぼったタオルのあとに乾いたタオルでふいて、サッパリと着替えさせましょう。熱が下がってきて、37.4度以下が24時間以上続いたら、汗を流す程度から入浴を始めてみましょう。
 
合併症
中耳炎や気管支炎、肺炎の他に、まれに脳症、心筋炎を起こすことがあります。
いつもと違って、「咳が強く、呼吸困難がある」、「けいれんの後に意識障害がある」、「ぐったりして、呼吸困難、顔面蒼白、むくみがある」場合は大至急に医療機関を受診しましょう。
 
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